漫画がきっかけでキッチンスポンジの使い分けする?しない?を考える

とある漫画の一コマなんですがその作中に
同棲した彼氏が今日は自分がお皿を洗うということで彼女が優しく介添えしてくれます。
大きいスポンジがお皿用で小さい方がシンク用です
この何気ないシーンにハっとしました。

そういえば調理師免許もっていたけどまったく活用できず

うちの台所のシンクのスポンジって使い分けしなてないし、え?他の家庭では当然のことなの?と。

過去に仕事で大量調理の現場におりましてその時は使い分けってしていましたがなぜか家庭では一つのみ。あってもこびりついたものを取る硬めのものとか、食器から鍋からとなんでも洗っているスポンジが一つのみでした。わざわざ家でスポンジの使い分けって正直面倒だなと思ってました。

キッチンスポンジを使い分けるほど面倒

でもそこで問題が発生します。それはシンク用、瓶や水筒など長尺もの用、食器用、油汚れ用、頑固系用などと種類を増やすごとにそれぞれ管理が必要になってきます。

産業給食などの現場でスポンジを使い分ける理由としてはスポンジを用途別に専用することによって交差汚染を防ぐということや異物混入対策などがあり作業ごとに区分けすることによって明確にそれぞれの汚染リスクを管理する目的がありますが家庭でそこまでする必要があるのか、実際忙しい毎日ではそこまでできないのが現実かもしれません。

なるべく台所スポンジの種類を増やさず、でもこまめに殺菌と交換の手順

台所スポンジは毎日食器を洗うので食品のかすや油などこそげ落とす度に付着したものが触媒となり、きれいに洗っても雑菌がわきやすいものの代表格です。

おまけに水気をしっかり切らないととくに夏場はいつまでも乾燥しないため細菌の繁殖場所としてはうってつけ。さきほどの管理という側面からもスポンジの使い分けをしてもその後よく洗い消毒をしないといけませんよね。

そこで我が家での対策としてメインのスポンジは1個。そしてメラミンスポンジを用意することにしました。

洗いものをする時はこんな流れです。

  1. ご飯茶碗やジャーの内釜、油ものはまずメラミンスポンジをちぎって洗剤をつけずに水やお湯で大きな汚れを落とします。このメラミンスポンジはなるべく小さく切って使い捨てしてしまいます。
  2. そしてメインのスポンジで洗剤を使って洗います。
  3. 使用後はスポンジを流水で揉みこみながら洗い流し最後はしっかりと絞り切ります。
ノーブランドで大量にあるものです。小さく千切って使い捨てです。

4.そしてメインのキッチンスポンジはできれば毎日殺菌します。

・薄めた次亜塩素酸をボール(それ用に百均のちっちゃなバケツでもいいですね)に浸します。濃度、希釈はそれぞれ漂白剤の記載に従います。

・もう一つは煮沸です。100度、沸騰した中へ5分煮ます。
煮沸は火を扱うのでガスや電気代がかかりますから安価で殺菌力のある次亜塩素酸(いわゆる漂白剤)での殺菌がおすすめです。原液など手荒れには要注意です。

5.メインのスポンジは長くても1ヶ月以内には新品交換して、古いものは大掃除用に回します。

スポンジの使い分けはそれぞれに区分したほうが衛生作業の観点からすれば重要ですが、それよりも毎日食器もシンクもきちんと洗い、その後のスポンジは汚れを取り殺菌して水気をしっかりと切り乾燥させておく。そしてこまめに交換していけばよい状態を保てるのでは思います。ですのでキッチンスポンジは高級なものよりも比較的安価なものをどんどん使っていくほうがいいかもしれませんね。

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